お知らせ

所員会議報告③

― 所員会議5回目 ―

議題「お茶当番」「奈良公園清掃」

「お茶当番」について

 一回目の会議から取り上げていますが、お茶当番のルールや会議での話し合いが日々の活動に生かされてきているようです。今回は先週を振り返り自分なりに工夫していることがあるか聞いてみると、所員Aさんから「飲む人と飲まない人を聞いてからお茶を入れてるよ」といった意見がありました。また、今回は次週までに「お茶当番の他に役割が何かないですか?」と、考えてもらう様に提案しました。

所員Bさんからは、お茶当番の工夫ではありませんでしたが、トイレ清掃時に使用する雑巾の取り扱いについて「提案やけど、タオルを(事業所へ)持って帰ってきて干したらいいと思う」との発言がありました。現在は使用した雑巾は清掃道具を載せている車の中に干していますが、使用した雑巾や濡れた雑巾が干さずにそのままの状態になっている事も度々見受けられるため、改善したいとの事でした。それについて他所員からは「私は、持って帰って洗濯して干してるよ」「確かに車の中だと乾きにくいと思う」「洗濯かごへ入れてまとめて洗ったらいいと思う」等の意見が出されました。皆さんすでに問題意識を持っていて、気になっている人も多くある様でした。思っていてもなかなか言い出せずにいたのであれば、所員会議は良い機会になったのかもしれません。勇気を持っての発言に感謝です。

「奈良公園清掃」について

 前回出された疑問「道路わきのゴミは拾ったらいいの?」「ゴミを捨ててと言われたらどうしたらいい?」について話し合いを行いました。其々の意見が活発になり、だんだんと会議らしくなってきました。内容も次のような話題に発展していきました。

「道路わきのゴミは拾ったらいいの?」

 現在はどうしているのか、どんなことを思っているのか、皆さんの意見は…、「危ない、バスが通る」「とれる範囲で取るか、危ないと思ったら諦める」「車が来てなかったら取る」「職員へ報告する」「無理には取らない」「次の人が取ってくれるかもしれない」等の意見が出ました。

「ゴミを捨ててといわれたらどうしたらいい?」

 現在はどうしているのか、どんなことを思っているのか、皆さんの意見は…、「ゴミ箱ありますか?って聞かれるけど…、貰って良いのか悪いのか…、ゴミは持って帰って欲しいなぁ」「奈良公園で出たゴミは引き受けて、以外は断ってます」「ありがとう、って言われると嬉しかった」「次は持って帰って欲しい」「次は自分達でして欲しいなって思う」「ひと声かけて貰うかどうか判断してます」「ゴミ箱無くて困ってるから…」「ゴミ箱無いって言うたら持って帰ってくれると思う」「断りにくい…」「何か言われたらどうしよう」と様々です。

 話し合いは、どうすればゴミを捨てずに持って帰ってもらえるか?と変わり、「ぬいぐるみを着て『捨てないでください』って言えばいいねん」「ポイ捨て止めてぇー!ってみんなで言うのは?」「服に『ポイ捨てしないで』って書いたらいいねん」「自販機の周りにゴミが多いのでダミーの防犯カメラを付けたらいいと思う」等々の意見がありました。他には「(禁止の)放送を流すのはどお?」との発言があると「警察に止められるんと違う?」と返す所員や、所員Cさんは「紙に書いて貼る」との発言があると所員Dさんは「配ってもいいと思う」それに対して職員から「意地悪な質問やけど、捨てたらどうしますか?」と聞くと所員Dさんは「でっかくしたらいいと思う」、続いて所員Cさんは「バッジはどう?バッジはほかさないと思う」といった意見が次々と飛び交いました。

「実践の振り返り」

 前回の振り返りで「あ、やってない…」と言っていた所員へ、今回再度聞いてみると「やってみたよ、よかった」と発言。内容はまだまだこれからといったところですが、皆、自分なりの一歩を踏み出して頑張っています。

もちろん安全第一に取り組み、鹿の命を守るため「自分達には何ができるか」を考えていきたいと思います。       職員 川西