職員の独り言

職員の「独り言」その2

勝本の独り言  (21 8 23)

  自分で考える  自分で(が)決めることの大切さ
    そのための寄り添いと「待つ」支援
      (本人中心、自己決定支援の支援とは・・・)

開設後1年半が経過したわが「ちいさな小枝」、毎日にぎやかな所員さんたちの声とともに職員さんから所員さんに向けて次のような言葉が多くなりました。

「どう思う?」「あなたはどうしたいと思いますか」・・・・・・
それに対して所員の多くは「う~ん」と考え、一生懸命「自分の結論」を言おうとしています。

ちいさな小枝の所員さんたちはとても真面目で一生懸命で言われたことをしっかりやろうとします。
長年の先生や事業所の職員とのやり取りの中で指示されたらその通り動く、やる・・
そしてそのことに喜びややりがいを感じているのだと思います。

そんな中、ちいさな小枝の職員から最近「あなたはどう思う?」「あなたはどうする?」という言葉がけを受けるのですから本人たち困ったもんですね(笑)、しんどうでしょうね。

しかし、私たち職員は彼ら(所員のみなさん)に必要なものはこれだ!と思うのす。
これから先、仕事だけでなく、自分の人生を自分で考え、自分で決めていく力をつけていくことが大切なことだと思うのです!

もちろん放り出すのではなく、丁寧に自分で考え、決めるための寄り添いは大切です。そしてそのために焦らず「待つ」ということも大事な支援だと思うのです。

号令一下、みんなが一斉にいうことを聞く、動くというような支援をちいさな小枝では求めていません。

さまざまな人が自分を大事に、そして自分と同じようにまわりの人たちを大事に自由に生き生き人生を送ってほしいものです。
そのために私たち職員は懸命に努力していきます。